令和2年度火災調査研修会を開催しました
令和3年3月11日(木)、加西消防署において、「令和2年度火災調査研修会」を開催しました。
消防の火災調査は、原因を究明して類似火災をなくすことを目的に行います。言いかえれば未来の火災をなくすために行っています。
当研修会では、火災調査の本質を理解し、今後の原因究明に役立てることを目的として実施しました。
今回発表された演題は、「立証による燃焼実験」、「車両火災見分要領」、「電池について(構造と火災に至るメカニズム)」で、微小火源からの出火を立証するための燃焼実験、車両火災における出火原因、見分要領、様々な電池のメカニズム、出火に至る過程等を学ぶことができ、有意義な研修会となりました。
近年の技術進歩により、火災の発生の仕組みも複雑かつ多様化しているため、調査員に高いスキルが必要とされてきています。
当研修会で、学んだ知識を今後の火災調査に活かし、原因究明に努めていきます。
開会式
「立証のための燃焼実験」
加西南出張所 山本消防士
「車両火災見分要領」
加西消防署 古家司令補
「電池について(構造と火災に至るメカニズム)」
加西北出張所 小林司令補
閉会式
2021年03月22日