救急功労者表彰式を開催しました
平成28年1月19日(火)8時30分から、加東消防署の2階会議室において救急功労者表彰式を開催しました。
加東市内で発生した救急事案で43歳男性が取引先の大阪住重健機㈱滝野営業所において卒倒し、心肺停止状態になられました。倒れた際に大きな音がしたため、事務所内で勤務されていた2名の従業員が外へ出て確認したところ、倒れているのを発見し、119番通報及び心肺蘇生法を実施されました。その後も救急車が到着するまで交代で心肺蘇生法を絶え間なく継続し、救急車が到着した後も救急隊員の協力を積極的に行っていただきました。
救急隊のAEDを装着しショックを1回実施した後、数秒後には意識はないものの体動が出現し、まもなく自発呼吸を確認することができました。ドクターヘリのフライトドクターに引継いだ時には、ある程度の意識回復が見られ、神戸市内の病院へ搬送されましたが、入院17日目で軽快退院となり、現在は後遺症も無く社会復帰されて、元の勤務に就かれています。
加東消防署では、早期認識、早期通報及び一次救命処置などの救命連鎖が迅速かつ的確に実施されたことにより、尊い一命をとりとめることができたことに対し、この度、感謝状と記念品を贈呈しました。
表彰式の様子
加東署長挨拶
救命のリレーを実施された従業員の皆様
北平さんから感謝の言葉
2016年01月28日