令和元年度専科教育「火災調査科」署内伝達研修
兵庫県消防学校では、火災原因調査の専門的な知識及び技術習得のために専科教育「火災調査科」が実施され、西脇消防署から1名が入校しました。
令和2年2月26日(水)西脇消防署において、入校者が消防学校で学んだ「講義」及び「電気火災実験」を、同僚職員に伝える伝達研修を実施しました。
講義では、火災原因調査における重要ポイント及び専科教育で行った実技内容をパワーポイントにより説明しました。
電気火災実験では、トラッキング及び過負荷を再現し、どのように火災に至るのか実験を通じて体験しました。
近年、火災件数が減少していることは良いことですが、その反面、火災原因調査の件数が減少することで火災原因調査技術の低下が懸念されます。
専科教育「火災調査科」入校者による伝達研修を行うことで、少しでも火災調査技術の向上に繋がればと願っています。
講義風景
「トラッキング」電気火災実験装置
「トラッキング」電気火災実験風景
「過負荷」電気火災実験装置
「過負荷」電気火災実験風景
2020年03月18日