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低圧進相コンデンサによる火災に注意!

災害に備えて

長年ご使用の低圧進相コンデンサは発火の危険性があります

 加東市内において、低圧進相コンデンサが原因の火災が本年の7月及び8月に2件発生しています。

 低圧進相コンデンサから出火する火災は例年、梅雨の季節から暑さが続く9月にかけて多発し、出火原因のほとんどが永年使用による絶縁劣化により発熱し、出火に至っています。

 この季節は気温が高いことからコンデンサ本体の温度もさらに上昇し、絶縁劣化が進み火災の発生が多くなっていると推定されます。

 低圧進相コンデンサとは、200Ⅴの業務用冷蔵庫やモーターを使用する電気機器の電気効率を良くするための機器として、主に店舗や作業場に設置されています。

 1975年(昭和50年)以前に製造された低圧進相コンデンサは、保安装置が内蔵されていないため、内部の絶縁材料が劣化した場合、異常に気付かず発火する危険性があります。

【参考:低圧進相コンデンサ火災の状況】

低圧進相コンデンサ火災の状況

人がいないときでも出火する危険性があります

 低圧進相コンデンサは一般的な電気機器とは違い、経年劣化しても進相コンデンサ自体が動かなくなるなどの症状がみられません。そのため、異常に気が付きにくく、さらに電気機器を使用していなくても、通電状態であれば夜間などでも出火する危険があるので発見が遅れると延焼拡大の恐れがあります。

低圧進相コンデンサからの出火を防ぐには

  1. 機器を使用しないときはメインブレーカーを切ることが推奨されています。また、今後使用する見込みがない場合は、取り外す等の処置を電気工事業者に依頼するようにしてください。以前、家内工業をしていたときの動力用200Ⅴ電力をそのままにしているという家にお住まいの方は、低圧進相コンデンサが通電状態で残っていることがあります。ご注意ください。
  2. 1975年(昭和50年)以前に製造された製品(使用期間約35年)には保安装置が内蔵されていないため、被害が拡大する危険性がありますので使用の停止や交換することが必要です。
  3. 概ね10年以上経過した製品は、専門業者による点検を受け、計画的に取り替えするようにしてください。

保安装置の内蔵されていない低圧進相コンデンサの識別方法

 保安装置が内蔵されていない低圧進相コンデンサを識別するために、銘板をご確認ください。「保安装置内蔵」、「保安機構付」の表現のないものが保安装置を内蔵していない低圧進相コンデンサの対象品です。

  1. 銘板の中に「製造年」、「保安装置内蔵」、「保安機構付」の表現があるか。
  2. 製造年については、1975年(昭和50年)以前のもの。

加東市の火災事例

  • 車両整備工場の分電盤に取り付けられた低圧進相コンデンサから出火(平成27年7月)
  • 農業用倉庫に取り付けられた低圧進相コンデンサから出火(平成27年8月)

【参考:低圧進相コンデンサ火災の状況】

低圧進相コンデンサ火災の状況

 詳しくは、一般社団法人日本電機工業会のホームページをご覧ください。

 一般社団法人日本電機工業会(長年ご使用の「低圧進相コンデンサ」は発火の危険性があります)

お問い合わせ:北はりま消防組合警防部警防課、加東消防署 警備・調査係

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